以前、ブログでも紹介をした、小布施町立図書館まちとしょテラソ 初代館長・花井裕一郎さん講演会の事前申込を開始しました!花井さんは、僕に図書館の可能性を教えてくれた人。 こんな方です。そして、著書。
幼いころから読書感想文が苦手で、書評をあまり書かないのだけど、この本に出てきた「客人(まれびと)みな北斎」という言葉がとても好き。
僕が小布施に通うきっかけとなったセーラさんも、アメリカ人ながら小布施の酒蔵に採用され、代表取締役にまでなった。 福岡出身で図書館の仕事経験がない花井さんが、図書館長になって日本一の図書館を。 そして、東京から軽井沢に移住し農業を始めた木村敏晴さんは、移住早々なぜか小布施町の政策顧問になり、200人を集めた小布施若者会議を開催。
小布施が魅力的であり続けている理由のひとつは、間違いなく、外部人材(まれびと)の重用だと僕は思ってます。 そんな話も是非、今や小布施町民の花井さんからお聞きできればと思います。
では!
こんにちは。だいすき課『豊橋に日本一の図書館をつくろうプロジェクト』です。新しく豊橋で「まちなか図書館」の計画があります。そこに少しでもワクワクする魅力的な図書館ができてほしいと思っています。そこでまず、全国の図書館事情の最前線を知ろう!という趣旨で、連続講演会を実施しています。第一回は『つながる図書館』著者・猪谷千香さんにお話をいただきました。今回のゲストは、"ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2011" や "死ぬまでに行ってみたい 世界の図書館 15" に選ばれ話題の、小布施町立図書館まちとしょテラソ 初代館長・花井裕一郎さん!是非みなさま「日本一の図書館」ってどんな図書館か、いっしょに考えましょう。
- 日にち: 2014年6月29日(日)
- 時間: 14:00開場、14:30開演(17:30までには終了)
- 場所: こども未来館ここにこ 2F スタジオA
- 豊橋駅(JR・名鉄)徒歩10分、豊橋市松葉町3-1
- 参加費: 事前申込1,000円/当日1,500円 *25歳以下の学生・院生と、高校生以下:無料(学生証など証明できるものを提示してください)
事前申込はこちら http://1484uc.jimdo.com/tnth/
花井裕一郎氏 プロフィール1962(昭和37)年、福岡県・筑豊に生まれる。小布施町在住。演出家。小布施町立図書館まちとしょテラソ前館長。NPO法人オブセリズム CEO。1989年~94年、フジテレビジョンにて番組演出1994年~96年、NHK、TBS、日本テレ ビ、東芝EMIにて番組、PVの演出2000年より長野県小布施町を拠点とする。2002年、小布施堂文化事業部長に就任2003年~09年 「60秒シネマコンペティション」事務局担当2007年より「おぶせTシャツ畑」ディレクター2007年12月~09年7月、小布町立図書館館長として新図書館準備室勤務2009年7月~12年11月、小布施町立図書館「まちとしょテラソ」館長http://obuserhythm.com/member.html#member01
幼いころから読書感想文が苦手で、書評をあまり書かないのだけど、この本に出てきた「客人(まれびと)みな北斎」という言葉がとても好き。
葛飾北斎は、百数十年後の小布施に偉大なる遺産を遺し、活気をもたらしている存在だ。(略)小布施が魅力的でありつづけるためには、外からの刺激が必要だ。そのためには、交流を盛んにしていかなければならない。小布施には、年間120万人もの来訪者がある。それならば、その来訪者一人ひとりを、すべて「平成の北斎」すなわち「今北斎(いまほくさい)」と見立て、出会いをもっと大事にしよう。ご縁を絆に育てていこう。「客人みな北斎論」は、このようなまちづくりへの提言である。これを聞いたとき、僕は思った。「僕も『今北斎』の一人だ。小布施を訪れ、小布施に魅せられて、小布施に移り住んだ人間なのだから」と。
「来訪者」とは、「訪れ人」であり「音連れ人」だ。つまり未知の音、すなわち刺激を運んできてくれる存在である。「お客様」「客人」とは、「稀人(まれびと)」、すなわち「ご縁を得ることが難しい、貴重な存在」なのだ。この原点に立ち返って生み出されたのが、「客人みな北斎論」だ。「ありがたい」あ漢字で「有り難い」と書く。つまり「ありがとう(有り難う)」は、「Thank you.」でなはなく「It's a miracle!」の意味なのだ。何が起こるかわからない一抹の不安を感じつつも、未来へのうるわしい化学反応に期待を込めて、「今北斎」たちとの絆を大事にしよう、というのが「客人みな北斎論」である。
小布施が魅力的であり続けている理由のひとつは、間違いなく、外部人材(まれびと)の重用だと僕は思ってます。 そんな話も是非、今や小布施町民の花井さんからお聞きできればと思います。
では!