聞かれたときに、答えに窮する質問のひとつです。 特に雑食な僕は。
そんなことを考えたのも、同じ年の友人が、再び大学生になったから。 正確には、今の仕事と両立しながら、通信制の大学に再入学し、教員免許の取得を目指すということ。 その目的のひとつが、今の専門分野に加え、もう一つ「教育」という専門分野を身につけたい。
学び直しという彼の志しをいつもながらに尊敬する。 一方、実は僕も教員免許を持っており、その実態を知っているので、教員免許取得で、教育が「専門分野」といえるのか、専門分野というからには、大学院ではないか、などと考えています。 逆に僕は、修士課程を中退したので、修士号については、人並み以上の羨望とコンプレックスを持っております。
■
ともあれ、いい機会なので、自己紹介を兼ねて、自分の経歴・学んだことの棚卸しをしようと思います。
その1: 性選択・淘汰、進化
よく勘違いされるのですが、僕は元々理系で、"教養学部 生命・認知科学科 認知行動科学分科" というところを卒業し、学士(学術)を得ました。 卒業研究は、『性的指向が顔の魅力選好に及ぼす影響』。 この本の10ページくらいが、僕の卒業研究です。 著者が、研究指導くださった研究室の先輩。
※ "生命・認知科学科 認知行動科学分科" 今はありません。 この3月の卒業生を最後に、教養学部後期課程の全体が改組され、今は、"統合自然科学科 認知行動科学コース" が最も近しいところみたい。 無常。
その2: メディア、ジャーナリズム
"情報学環(じょうほうがっかん)教育部" というところを修了しました。 この名前、とても説明しにくいので、あまり好きでないのですが、前は "社会情報研究所"、その前は "新聞研究所" という名称。 学内ダブルスクールのようなもので、講義は、情報社会論、メディア・ジャーナリズム論、情報技術論、新聞論、出版論、広告論、情報と法、など。
余談ですが、もし機会があれば、教育部、熱くおすすめします。 「修了しても学位にもならない」ため、本当にやる気があって、講義がおもしろいという人しか来なくなるので、とてもアツい。 今でもつながりがある大学時代の友人は、ここのメンバーが多いです。 名物教官も多く、いつの間にか副学長になってた吉見俊哉先生、NHKサイエンスZEROに出ていた佐倉統先生、他に当時は、姜尚中先生や、ソフトバンクのCMをつくっていらっしゃる澤本嘉光さんも講師にいらっしゃいました。 澤本先生に、飲み会の幹事を褒められたこと、いい思い出です。
その3: 教育(教員免許)
高校理科の教員免許状を持っています。 高校物理を履修していないのに、制度上は物理も教えられるという、なんとも申し訳ない。 生物が得意でした。 教育実習では、化学を教えました。
その4: 地域活性化
上の3つと比べると、すごく曖昧模糊としていますが、昨年、国から "地域活性化伝道師" なるものを、拝命したので、書いてもよいでしょう。 世間での知名度が低いので "なるもの" とか書いているけど、もちろん僕はかなり前から知っていて、このお話をいただいたときは、本当に嬉しかった。 だから、名前に負けないように、実績を積みたいと思います。

■
書きながら、「じゃあ、『あなたの専門はなんですか?』 と聞かれたときに、僕はなんと答えられるようになりたいのか」と、自問自答していたわけですが、それはたぶん 「地域活性化」 ではない。 「僕の専門は豊橋です」 と、答えられるようになりたい、というのが、たぶん正直なところ。 というわけでまだまだ精進します。
では!
そんなことを考えたのも、同じ年の友人が、再び大学生になったから。 正確には、今の仕事と両立しながら、通信制の大学に再入学し、教員免許の取得を目指すということ。 その目的のひとつが、今の専門分野に加え、もう一つ「教育」という専門分野を身につけたい。
学び直しという彼の志しをいつもながらに尊敬する。 一方、実は僕も教員免許を持っており、その実態を知っているので、教員免許取得で、教育が「専門分野」といえるのか、専門分野というからには、大学院ではないか、などと考えています。 逆に僕は、修士課程を中退したので、修士号については、人並み以上の羨望とコンプレックスを持っております。
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ともあれ、いい機会なので、自己紹介を兼ねて、自分の経歴・学んだことの棚卸しをしようと思います。
その1: 性選択・淘汰、進化
よく勘違いされるのですが、僕は元々理系で、"教養学部 生命・認知科学科 認知行動科学分科" というところを卒業し、学士(学術)を得ました。 卒業研究は、『性的指向が顔の魅力選好に及ぼす影響』。 この本の10ページくらいが、僕の卒業研究です。 著者が、研究指導くださった研究室の先輩。
※ "生命・認知科学科 認知行動科学分科" 今はありません。 この3月の卒業生を最後に、教養学部後期課程の全体が改組され、今は、"統合自然科学科 認知行動科学コース" が最も近しいところみたい。 無常。
その2: メディア、ジャーナリズム
"情報学環(じょうほうがっかん)教育部" というところを修了しました。 この名前、とても説明しにくいので、あまり好きでないのですが、前は "社会情報研究所"、その前は "新聞研究所" という名称。 学内ダブルスクールのようなもので、講義は、情報社会論、メディア・ジャーナリズム論、情報技術論、新聞論、出版論、広告論、情報と法、など。
余談ですが、もし機会があれば、教育部、熱くおすすめします。 「修了しても学位にもならない」ため、本当にやる気があって、講義がおもしろいという人しか来なくなるので、とてもアツい。 今でもつながりがある大学時代の友人は、ここのメンバーが多いです。 名物教官も多く、いつの間にか副学長になってた吉見俊哉先生、NHKサイエンスZEROに出ていた佐倉統先生、他に当時は、姜尚中先生や、ソフトバンクのCMをつくっていらっしゃる澤本嘉光さんも講師にいらっしゃいました。 澤本先生に、飲み会の幹事を褒められたこと、いい思い出です。
その3: 教育(教員免許)
高校理科の教員免許状を持っています。 高校物理を履修していないのに、制度上は物理も教えられるという、なんとも申し訳ない。 生物が得意でした。 教育実習では、化学を教えました。
その4: 地域活性化
上の3つと比べると、すごく曖昧模糊としていますが、昨年、国から "地域活性化伝道師" なるものを、拝命したので、書いてもよいでしょう。 世間での知名度が低いので "なるもの" とか書いているけど、もちろん僕はかなり前から知っていて、このお話をいただいたときは、本当に嬉しかった。 だから、名前に負けないように、実績を積みたいと思います。

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書きながら、「じゃあ、『あなたの専門はなんですか?』 と聞かれたときに、僕はなんと答えられるようになりたいのか」と、自問自答していたわけですが、それはたぶん 「地域活性化」 ではない。 「僕の専門は豊橋です」 と、答えられるようになりたい、というのが、たぶん正直なところ。 というわけでまだまだ精進します。
では!