140319s_0
来週の『空から日本を見てみよう+』に、豊橋の水上ビルが登場!

BSジャパン 空から日本を見てみよう+ 〈愛知県 豊橋~豊川〉
2014年3月25日(火)  20時00分~20時55分 
http://www.bs-j.co.jp/sorakara/
東海道線沿いに豊橋市に入るといきなり巨大な赤いのり巻きのようなものを発見。これは1960年代に建った実験的な住宅。さらに進むと全国でも珍しい「うずら」の農協が。豊橋市は日本全国の約50%のうずらの卵を生産しています。豊橋駅近くまで進むと、街を横断するヘビのような不思議な団地を発見。さらにキュウリを擬人化するという斬新なキャラクターの漬物工場を見学し、豊橋市が日本一の生産量を誇る大葉のビニールハウスを見た後、毎日20万本生産するちくわ工場を見学します。 http://tv.yahoo.co.jp/program/85286153/

140319s_2
"街を横断するヘビのような不思議な団地" 水上(すいじょう)ビル

水上ビルは、戦後ドタバタ期の緊急避難的に「農業用水」の上に建っています。水路に沿っているので、こんなにクネクネ。水上ビルという愛称の由来も、この水の上に建っているところから。地元民でも、それが愛称と知らない人が多いくらい、この名前が浸透しています。

その成り立ちから建築関係者からも注目されています。2012年には、このビルの再生が、学生の建築コンペのテーマにも。一級建築士で博士(工学)でもある柳沢究さんは、自身のブログで水上ビルの魅力を次のように語っています。
・水路の上に建っているという状況
  (実際は基礎中を水路が貫通している、と言った方が近い)。
 ・都市を貫通する線状の形態、800mという長さ
  (都市のインフラとなりうるスケール)。
 ・中心市街地との近接性
  (町外れにあったらこのような議論の対象にもならなかっただろう)
 ・住居と店舗の複合性
  (だいぶ弱まっているが)
実は、この水上ビル、その超法規的な成り立ちから、現在の法体系では、建て替えができないということ(補強、または、解体は可能)。今年でおよそ50歳を迎える水上ビルですが、その儚さもこのビルが人を引きつける一つかもしれません。



番組では他にも、
140319s_1
豊川稲荷や、

140319s_3
あのコルゲートハウスが登場するようです!

コルゲートハウスをつくられた、川合健二さんの本。

では!