ようまんぎょぎょうきょうどうくみあい

 豊橋養鰻漁業協同組合は,第2次世界大戦後,政府による水産業協同組合法が施行されたのに伴い,昭和25(1950)年に設立された。組合の前身は,任意団体の神野養魚組合であり,事務所を豊橋市牟呂町松島に置き,餌(えさ)の確保・供給面を主に担った。

 豊橋の養鰻は,明治29(1896)年ごろから始まり,昭和30(1955)年,同45(70)年から始まった稲作転換対策事業を契機に,養鰻業者が増加した。昭和63(1988)年には,組合員の脱退などもあって組合も解散状態となったが,組合資産の売却・組合員の再結束・愛知県の指導などで存続が可能となった。組合では,今後,産地証明・出荷時の安全検査などにより,トレーサビリティー(養殖履歴)を明らかにし,他産地や輸入うなぎとの差別化を図っていこうとしている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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