りくうんがいしゃ・りくうんもとがいしゃ

 陸運会社は,明治新政府が明治4(1871)年から5年にかけて街道の宿駅などに設立させた人馬継立の私企業である。陸運会社の設立により,明治5(1872)年には伝馬所(明治元年,問屋場を改称)・助郷は廃止された。しかし,宿駅住民を人馬役に提供させるなど,旧来の慣行を引き継ぐものが多かった。

 陸運元会社は明治5(1872)年,江戸時代の定飛脚(じょうびきゃく)問屋によって設立された運送請負会社で,陸運会社を統制下に入れることによって全国的な輸送の円滑化を図ることを目的としていた。明治5(1872)年12月ごろには,豊橋(吉田)・二川(豊橋市二川町)・御油(豊川市御油町)などの陸運会社が陸運元会社と契約を結び,明治7(1874)年から同8(75)年ごろには陸運業の中核的存在となった。政府は明治8(1875)年5月すべての陸運会社を解散させ,陸運元会社は同8(75)年3月には社名を内国通運社と改め,さらに同26(93)年7月には内国通運株式会社と改称している。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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