すずきさんぎょう
鈴喜産業株式会社は,鈴木喜一郎が昭和30(1955)年8月,豊橋市八町通に紡績機械用トップローラーの開発・生産のため,資本金100万円で創業した。昭和36(1961)年に豊橋市大清水町に敷地9100㎡を取得して,本社工場を移転した。創業当時日本国内にはトップローラーメーカーは8社あったが,ドイツSKF社(本社・スウェーデン)と鈴喜産業のみとなり,2社で競合することになった。
昭和60(1985)年,日本工業標準規格(JIS規格)の紡機用トップローラー規格に当社規格が採用された。昭和34(1959)年からトヨタ自動車向けのダンプトラック用P.T.O.トランスミッションの生産を,同63(88)年からアイシン精機向けD/A型トラック用ミッションケースの生産を開始した。平成5(1993)年,日本国内ではじめて電子制御によるスラブ糸紡出装置を開発し,翌6(94)年開発したコアヤーン紡出装置,パッチヤーン紡出装置とあわせ,特殊糸紡出装置の開発・生産で業界1位となる。平成9(1997)年,ガラス繊維用撚糸機の生産を開始し,同15(2003)年トヨタ自動車・日野自動車製,2tクラストラック用のギア変速機用ミッションケースの生産を開始した。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
鈴喜産業株式会社は,鈴木喜一郎が昭和30(1955)年8月,豊橋市八町通に紡績機械用トップローラーの開発・生産のため,資本金100万円で創業した。昭和36(1961)年に豊橋市大清水町に敷地9100㎡を取得して,本社工場を移転した。創業当時日本国内にはトップローラーメーカーは8社あったが,ドイツSKF社(本社・スウェーデン)と鈴喜産業のみとなり,2社で競合することになった。
昭和60(1985)年,日本工業標準規格(JIS規格)の紡機用トップローラー規格に当社規格が採用された。昭和34(1959)年からトヨタ自動車向けのダンプトラック用P.T.O.トランスミッションの生産を,同63(88)年からアイシン精機向けD/A型トラック用ミッションケースの生産を開始した。平成5(1993)年,日本国内ではじめて電子制御によるスラブ糸紡出装置を開発し,翌6(94)年開発したコアヤーン紡出装置,パッチヤーン紡出装置とあわせ,特殊糸紡出装置の開発・生産で業界1位となる。平成9(1997)年,ガラス繊維用撚糸機の生産を開始し,同15(2003)年トヨタ自動車・日野自動車製,2tクラストラック用のギア変速機用ミッションケースの生産を開始した。
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