とよはししたいいくかん

　豊橋市体育館は，昭和36（1961）年6月に豊橋公園内に開館した。鉄筋コンクリート造り2階建て，延べ床面積5500㎡，競技場面積約1600㎡で，バレーボール2面分，バドミントン8面分，卓球30台分を確保できる規模であった。5000人の人員と2000人の観覧人員を収容できた。

　開館の記念行事では，オリンピック体育選手の遠藤幸雄，門脇和子らが来豊して模範演技を披露した。また，大相撲や女子バレーボールなどの試合が行われた。なお，歌謡ショーやプロレスなど，娯楽施設ともなる多目的ホールの色彩をもった。

　平成元（1989）年5月，神野新田町メノ割に豊橋市総合体育館が完成したことにより，同4（1992）年6月に，体育館が閉鎖された。平成4（92）年7月から同8（96）年7月まで，市役所の仮庁舎として使用されたが，建設以来35年で完全に姿を消した。跡地は，芝生広場として生まれ変わった。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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