とよかわてつどう
明治29(1896)年1月24日,豊川鉄道株式会社に私設鉄道敷設免許状が下付され,同29(96)年2月1日,豊川鉄道株式会社創立,取締役社長横山孫一郎(1846~1911),同29(96)年,起点を下地から花田村に変更(資本金を50万円とする),豊橋停車場(明治32年12月11日吉田駅分置)で東海道鉄道接続を認可された。
明治30(1897)年7月15日,吉田(豊橋)~豊川間を開業し,同33(1900)年9月23日,豊橋~大海(おおみ)間17マイル30チェーン(27.9㎞)が全通した。明治33(1900)年11月7日,船町支線55チェーン(1.7㎞),昭和17(1942)年5月12日,西豊川支線2.4㎞を開業した。明治29(1896)年12月,「最初設計三十ポンドヲ改メテ三十五ポンドトナシ」たが,大正9(1920)年,上半期より60ポンド軌条敷設替着手,同13(24)年7月28日,電車運転(架線電圧1500V)を開始した。
大正15(1926)年4月2日,小坂井~豊川間複線使用・愛知電気鉄道列車直通運転開始(愛知電鉄東岡崎~伊奈信号所~小坂井間開業,豊川乗入れ)。昭和2(1927)年6月1日,小坂井~吉田間複線使用(上り線伊奈~平井信号所~吉田は愛知電鉄線,下り線吉田~平井信号所~小坂井は豊川鉄道線,複線として共同使用),愛知電鉄列車直通運転開始(神宮前~伊奈~平井信号所~吉田)。昭和12(1937)年8月20日,三信鉄道の大嵐(おおぞれ)─小和田(こわだ)間開業,吉田(豊橋)─辰野間直通運転を開始した。昭和17(1942)年5月12日,豊川~西豊川間開業(戦時中は北東門乗降場まで豊川海軍工廠(こうしょう)工員を輸送,昭和31年9月15日廃止して国鉄豊川分工場専用線となるが,同39年4月1日日本車両製造株式会社に払い下げる)。
昭和18(1943)年8月1日,豊川鉄道32.1㎞・鳳来寺鉄道17.2㎞・三信鉄道67.0㎞・伊那電気鉄道79.8㎞は国鉄飯田線となった。
参考文献 - 日本国有鉄道「国有鉄道百年史」/吉川利明「飯田線・1897~1997」
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
明治29(1896)年1月24日,豊川鉄道株式会社に私設鉄道敷設免許状が下付され,同29(96)年2月1日,豊川鉄道株式会社創立,取締役社長横山孫一郎(1846~1911),同29(96)年,起点を下地から花田村に変更(資本金を50万円とする),豊橋停車場(明治32年12月11日吉田駅分置)で東海道鉄道接続を認可された。
明治30(1897)年7月15日,吉田(豊橋)~豊川間を開業し,同33(1900)年9月23日,豊橋~大海(おおみ)間17マイル30チェーン(27.9㎞)が全通した。明治33(1900)年11月7日,船町支線55チェーン(1.7㎞),昭和17(1942)年5月12日,西豊川支線2.4㎞を開業した。明治29(1896)年12月,「最初設計三十ポンドヲ改メテ三十五ポンドトナシ」たが,大正9(1920)年,上半期より60ポンド軌条敷設替着手,同13(24)年7月28日,電車運転(架線電圧1500V)を開始した。
大正15(1926)年4月2日,小坂井~豊川間複線使用・愛知電気鉄道列車直通運転開始(愛知電鉄東岡崎~伊奈信号所~小坂井間開業,豊川乗入れ)。昭和2(1927)年6月1日,小坂井~吉田間複線使用(上り線伊奈~平井信号所~吉田は愛知電鉄線,下り線吉田~平井信号所~小坂井は豊川鉄道線,複線として共同使用),愛知電鉄列車直通運転開始(神宮前~伊奈~平井信号所~吉田)。昭和12(1937)年8月20日,三信鉄道の大嵐(おおぞれ)─小和田(こわだ)間開業,吉田(豊橋)─辰野間直通運転を開始した。昭和17(1942)年5月12日,豊川~西豊川間開業(戦時中は北東門乗降場まで豊川海軍工廠(こうしょう)工員を輸送,昭和31年9月15日廃止して国鉄豊川分工場専用線となるが,同39年4月1日日本車両製造株式会社に払い下げる)。
昭和18(1943)年8月1日,豊川鉄道32.1㎞・鳳来寺鉄道17.2㎞・三信鉄道67.0㎞・伊那電気鉄道79.8㎞は国鉄飯田線となった。
参考文献 - 日本国有鉄道「国有鉄道百年史」/吉川利明「飯田線・1897~1997」
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豊橋市議の長坂です。
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