れんせんじ
高流山蓮泉寺(真宗大谷派)ははじめ正行寺と称し,その創立は不明な点が多い。寺伝によれば,創立は応永8(1401)年で,開山は慶心法師で,三河国足助庄下山上小市(豊田市)に建てられ,後,4世了慶法師(文安4年示寂(じじゃく))の時,渥美郡馬見塚(吉田城内)に移り,さらに11世慶意法師の時,天正2(1574)年,吉田(豊橋)城内から馬見塚に移った。
慶意は桜井村小川(安城市)の蓮泉寺出身で当寺を相続したので,この時,寺名正行寺を廃止して蓮泉寺と改めた。本尊は阿弥陀如来立像である。文禄4(1595)年教如上人によって誓念寺が創立され京都東本願寺別院となったが,御坊無住のため,応通寺・蓮泉寺・浄円寺・正琳寺・仁長寺の5か寺が明治12(1879)年まで交代で御堂役を務めた。
昭和20(1945)年6月の空襲に遭い,同10(35)年建築のコンクリート造り納骨堂1棟を残し全焼した。第2次世界大戦後,都市計画により,境内地はそれまでの3分の2に縮小され,西に50m移動した。昭和23(1948)年ごろ,仮本堂,仮庫裏(くり)を建設した。昭和52(1977)年3月,本堂を再建した。平成6(1994)年3月,仮本堂跡に離れを建設,翌7(95)年3月,庫裏を再建した。
関連項目 - 豊橋別院(豊橋市花園町)
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
高流山蓮泉寺(真宗大谷派)ははじめ正行寺と称し,その創立は不明な点が多い。寺伝によれば,創立は応永8(1401)年で,開山は慶心法師で,三河国足助庄下山上小市(豊田市)に建てられ,後,4世了慶法師(文安4年示寂(じじゃく))の時,渥美郡馬見塚(吉田城内)に移り,さらに11世慶意法師の時,天正2(1574)年,吉田(豊橋)城内から馬見塚に移った。
慶意は桜井村小川(安城市)の蓮泉寺出身で当寺を相続したので,この時,寺名正行寺を廃止して蓮泉寺と改めた。本尊は阿弥陀如来立像である。文禄4(1595)年教如上人によって誓念寺が創立され京都東本願寺別院となったが,御坊無住のため,応通寺・蓮泉寺・浄円寺・正琳寺・仁長寺の5か寺が明治12(1879)年まで交代で御堂役を務めた。
昭和20(1945)年6月の空襲に遭い,同10(35)年建築のコンクリート造り納骨堂1棟を残し全焼した。第2次世界大戦後,都市計画により,境内地はそれまでの3分の2に縮小され,西に50m移動した。昭和23(1948)年ごろ,仮本堂,仮庫裏(くり)を建設した。昭和52(1977)年3月,本堂を再建した。平成6(1994)年3月,仮本堂跡に離れを建設,翌7(95)年3月,庫裏を再建した。
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