なめし・でんがく

 菜飯は,乾燥させた大根の菜を米飯に炊きこんだものである。大根の菜は増量と風味をもたらすために加えられたものである。田楽は,味噌田楽である。家庭での田楽は,こんにゃく・里芋などが多いが,料亭では,豆腐に赤味噌のたれをつけることが多い。

 この菜飯と田楽がいっしょに出されたものを菜飯田楽と呼び,豊橋地方の名物となっている。なお,東京風のだし汁で練り物を煮た「おでん」は,昭和10(1935)年ごろから,関東煮といって味噌田楽と区別された。

 関連項目 - きく宗(豊橋市新本町)

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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