はなまつり(みゆき)

 花祭は,奥三河の伝統的な祭事で国の重要文化財に指定されている。鎌倉時代の修験者が天竜川流域の山間の村々に伝えた「湯立て神楽」が発祥とされている。五穀豊穣や無病息災を祈願する祭事として永く伝承されている。

 御幸神社(豊橋市西幸(にしみゆき)町)の花祭無形民俗文化保存会は,昭和31(1956)年1月18日に結成された。御幸神社は,昭和20(1945)年に北設楽郡豊根村の人々が,旧陸軍の演習場へ開拓農民として入植して同25(50)年に建立された。もともと故郷をしのんで御幸神社前に奉納されていた花祭だったが,昭和30(1955)年北設楽郡豊根村分地の熊野社が,佐久間ダムの建設によって水没したため,熊野社の花祭祭具一式が御幸神社に移納された。このことを契機に保存会が発足し,翌昭和31(1956)年から1月4日に保存会による花祭が奉納されるようになった。保存会は,つねに祭礼の伝承の中心的存在として活動し,舞および神事の継承も会の青年層を主に伝達してきた。舞戸(舞台),支度部屋の建築には住民が総力を挙げてあたり,郷土民俗芸能大会,豊橋市制100周年記念行事,炎の祭典,TVなどに出演してきた。「花祭の継承に尽力」したことが評価されて,平成8(1996)年豊橋文化振興賞を受賞した。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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