しぜんしはくぶつかん

 豊橋市自然史博物館は,昭和57(1982)年,青木茂豊橋市長がアメリカデンバー自然史博物館から,恐竜アナトサウルスの実物化石を購入しようと考えたことに始まる。昭和58(1983)年,豊橋市議会は市制80周年記念事業として,恐竜化石を主体とした博物館構想を上程し議決,翌59(84)年,恐竜化石を31万ドルで購入した。昭和61(1986)年,豊橋市大岩町大穴地内,旧名古屋営林局二川緑化事業所跡(豊橋総合動植物公園内)に,競技設計による自然史博物館の建設に着工,翌62(87)年,完成した。翌昭和63(1988)年5月,生物の進化と郷土の自然史をテーマに開館した。

 概要は当初事業費約15億円,増築工事費13億1420万円(平成4~15年分),建物(一部2階建て)。主な施設は,1階にオリエンテーションホール・古生代展示室・中生代展示室・アナトサウルス(90%実物)展示室・新生代展示室・特別企画展示室・郷土の自然展示室がある。2階には,収蔵庫,生物実験室,研究室がある。また,屋外恐竜ランドには,実物大恐竜模型10体を展示している。平成16(2004)年,自然史博物館の入館者数は44万5205で,翌17(05)年3月13日には,開館からの入館者数700万を達成した。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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