おいつひこうじょうのひこうきようえんたい

 飛行機用掩体とは,飛行機置き場のことである。陸軍老津飛行場は,豊橋市南大清水町にあった。敷地は,北東-南西1000m,北北西-南南東1000mの逆L字形をしている。昭和18(1943)年1月,航空本部直轄で飛行場構築のための研究と実施を兼ねた飛行場設定練習部が豊橋に新設された。この部隊は,老津飛行場や牧の原で訓練を行った。昭和19(1944)年には,航空基地設定練習部に改編された。演習では6t牽引車,ブルドーザー,ロードローラー,キャリオール(運土車),ダンプ車を使用して滑走路,誘導路造りが行われた。

 敷地の北東端,中央東端,南西端から滑走路がそれぞれ東に向かって延びている。また,この3本の滑走路をつなぐように西の川沿いの丘陵縁に沿って誘導路と飛行機用掩体が造られていた。3本の滑走路は,それぞれ長さ約200m,約170m,約100mと短いことから,誘導路や掩体とともに演習によって構築されたものと思われる。豊橋市南大清水町藤ヶ谷には,丘陵縁を削って造った誘導路の一部約50mと飛行機用掩体1基が残っている。掩体は,幅約18m,奥行き約22mである。豊橋市植田町西新切では,誘導路だったところが市道となっており,その脇の林の中には掩体が2基残る。そのうち1基は幅約26m,奥行き約30mである。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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