まゆどんや

 繭問屋は,養蚕農家から繭を買い上げて製糸業者へ売る仕事をする業者である。豊橋の繭問屋は,明治19(1886)年に豊橋札木町で柴田新吉・白井吉太郎が創立したのが最初とされている。製糸家は,はじめのころは直接,農家から繭を購入していたが,製糸業の発展に伴い繭の取引を専門に扱う繭問屋から購入するようになった。特に玉糸の原料である玉繭の取引は豊橋の繭問屋が日本の中心となり,豊橋札木町の繭問屋は原料を購入する人たちでにぎわった。

 しかし,繭は価格の変動が激しく,天候や輸出市場の景気などで経営不振に陥る問屋も生まれた。こうした中で明治35(1902)年,三遠玉糸製糸同業組合が設立され養蚕農家の生活の安定と繭問屋・製糸業界の発展に寄与することとなった。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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