すさのおじんじゃ（みこしやすみ）

　治承2（1178）年源頼朝が雲谷(うのや)の普門寺に在泊，天王社（吉田神社）に祈願した。（御輿休(みこしやすみ)）素盞嗚神社は，その後文治2（1186）年天王社の分霊を建立し，天王社の別宮としたことに始まる。天文16（1547）年今川義元は天王社へ神輿(みこし)を献進，それより神幸の御旅所として御輿休社と称した。「三州吉田領神社仏閣記」（元禄6年）に，吉田方「吉田町裏，末社，御輿休，社人田中若狭」とある。昭和20（1945）年6月の空襲により社殿が焼失した。6月30日（7月31日）の夏越(なこし)祭に茅輪潜(ちのわくぐり)の神事を行う。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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