かがんだんきゅう

 河岸段丘は,川すじにそって発達する階段状の地形をいう。地盤の隆起や急激な堆積,また海水面の低下などによって流れが変わり,流路が掘りくぼめられると,河原の面が平らに取り残される形となる。

 豊川流域でも,三段の段丘が認められるが,高いところにあるものほど,できた時代が古い。堆積の状態や堆積物を調べることによって,当時の川の様子を推定できる。

 豊橋市内では,石巻地区から牛川地区に段丘が散見され,市街地から牟呂方面につながっている。神野新田をうるおす牟呂用水は,この段丘の端を縁どるように流れているので,この用水をたどれば,段丘のあらましを知ることができる。

 関連項目 - 洪積台地

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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