とうかいぎんこう

 東海銀行は,金融統制が戦時態勢(非常時)一色に塗り替えられようとしているとき,昭和16(1941)年6月9日,名古屋地区が本店銀行である愛知銀行・名古屋銀行・伊藤銀行の3行が合併して設立された。

 愛知銀行は,明治28(1895)年3月8日,第十一国立銀行と第百三十四銀行を事実上吸収して設立された銀行である。愛知銀行は明治30(1897)年豊橋中八町に支店を設けたが,同32(99)年豊橋本町に移転した。東海銀行に合併後,豊橋本町支店と改められたが,昭和17(1942)年豊橋本町支店は廃止された。

 名古屋銀行は,明治15(1882)年7月8日,実業家を中心として設立された銀行である。名古屋銀行は,大正6(1917)年西尾銀行豊橋支店を譲受して豊橋支店(豊橋市札木町)を開設した。昭和初年に鉄筋コンクリートに改築したため,空襲の猛火に耐えた。昭和42(1967)年12月豊橋市駅前大通三丁目に移転するまで東海銀行豊橋支店であった(跡地は昭和44年中京銀行豊橋支店となる)。

 伊藤銀行は,明治14(1881)年9月1日,伊藤次郎左衛門(松坂屋)が出資して設立した銀行である。

 東海銀行は,昭和20(1945)年9月17日,愛知県内に残っていた大野銀行・岡崎銀行・稲沢銀行を吸収合併した。これによって1県1銀行体制が確立した。大野銀行は,明治29(1896)年5月25日設立された銀行である。

 平成14(2002)年1月,東海銀行と三和銀行(昭和8年,三十四銀行・山口銀行・鴻池銀行の合併により発足)が合併して,UFJ銀行が発足した。東海銀行豊橋支店はUFJ銀行豊橋支店となったが,豊橋東支店は翌平成15(2003)年1月,豊橋駅前支店は同15(03)年5月,廃止された。

 参考文献 - 株式会社東海銀行行史編纂委員会「東海銀行史」
 関連項目 - 三菱東京UFJ銀行(豊橋市駅前大通三丁目)

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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