ほんま・きいち（1891～1987）

　本間喜一は，明治24（1891）年7月15日，山形県東置賜郡川西町で，本間熊吉の2男として生まれた。大正4（1915）年，東京帝国大学法科大学を卒業し，司法官試補となり，同6（17）年，判事となった。大正15（1926）年，東京商科大学教授を経て，昭和15（1940）年，東亜同文書院大学教授に就任し，同19（44）年，東亜同文書院大学学長となった。昭和20（1945）年，帰国後，東亜同文書院大学・京城帝国大学・台北帝国大学の教授・学生らとともに，翌21（46）年，豊橋市に旧制愛知大学を創立し，創始期の大学の拡充に尽力した。昭和25（1950）年6月から同30（55）年11月まで，第2代愛知大学学長を務めた。さらに，同34（59）年4月から同38（63）年まで，第4代愛知大学学長に再選された。昭和62（1987）年5月9日，没した。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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