てづつはなび

 手筒花火は,東三河の伝統行事として,毎年夏吉田神社の祇園祭や秋の羽田祭などで祭の呼び物として若衆により奉納されている。

 吉田神社の「三河国古老伝」では,「永禄元年天王祭礼祀ノ花火ト云ウ事始メル」とあり,「吉田神社略記」に「花火ノ創始ハ羽田吉田綜録ニ永禄三申庚年今川義元公吉田城代大原備前守知尚公花火ヲ始ムトアリ,花火ノ尤古ヨリ用ヒラレシハ流星,手筒トス,然レドモ其ノ大イナル者ナシ,次デ建物・綱火等用ヒラルモ亦然リ,建物ノ巨大トナリシハ元禄十三年ニシテ,手筒ノ雄大トナリシハ正徳元年ナリ」とある。平成5(1993)年,吉田神社境内に「手筒花火発祥の地記念碑」が建てられた。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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