おんぞまつり

 (湊町)神明社(豊橋市湊町)の御衣祭は,伊勢の皇太神宮に荒妙(あらたえ)を奉献する儀式である。伝承によれば桓武天皇の御代(781~806)に八名(やな)郡大野の服部(はとり)宮の糸を遠江(とおとうみ)国岡本(引佐郡三ヶ日町)で織って御衣船で伊勢神宮に奉献していた。元禄12(1699)年,御衣奉献が復活したが,吉田(豊橋)から船で伊勢へ直航するようになった。

 4月12日から14日までの3日間,「おんぞ」といって婦人たちは紡績・機織・裁縫などの仕事が一切休みとなり,各町家の13~14歳くらいの女児たちは着飾り,「おんぞ振れふれ 六尺袖を 袖をふらねば 踊られぬ」というおんぞ歌をにぎにぎしく歌って練り歩いた。

 5月14日の祭典の後,風待ちして船町河岸(豊橋市船町)から「太一御用」の幟(のぼり)をおしたて伊勢へ送ったものが御衣祭である。明治8(1875)年まで続いたが中断し,昭和22(1947)年に再興され,「おんぞ奉賛会」を組織して,おんぞ踊も復活された。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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