こはまのぼっちのいけ
神代のころ,小浜(豊橋市小浜町)に雲をつくような大男が現われた。男は「だいだらぽっち」と名乗り,諸国で田畑の作り方を教えていた。だいだらぼっちは,この村に田がないことを知り,「米を作らないのか」と尋ねた。村長は,「米を作りたいが,この地は水が出ないため,稲作ができない」と答えた。するとだいだらぼっちは,地形の低い所を見つけ,どーんと四股(しこ)を踏むように踏ん張ると,その足元から水がわき出て,見る間に池ができた。だいだらぼっちは,村人に田の作り方や,稲の育て方を教え,種籾(たねもみ)を与えて立ち去った。こうして村に青田が広がり,秋には黄金色の稲穂が実るようになった。村人たちは,この池を「ぼっちの池」と呼んだという。
- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
神代のころ,小浜(豊橋市小浜町)に雲をつくような大男が現われた。男は「だいだらぽっち」と名乗り,諸国で田畑の作り方を教えていた。だいだらぼっちは,この村に田がないことを知り,「米を作らないのか」と尋ねた。村長は,「米を作りたいが,この地は水が出ないため,稲作ができない」と答えた。するとだいだらぼっちは,地形の低い所を見つけ,どーんと四股(しこ)を踏むように踏ん張ると,その足元から水がわき出て,見る間に池ができた。だいだらぼっちは,村人に田の作り方や,稲の育て方を教え,種籾(たねもみ)を与えて立ち去った。こうして村に青田が広がり,秋には黄金色の稲穂が実るようになった。村人たちは,この池を「ぼっちの池」と呼んだという。
- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!