こじまむら

 小島郷は,暦応4(1341)年,高芦(たかし)の庄(豊橋市高師町)から分立したとされる。渥美郡小島村の村高は,「三河国村々高附」(寛永期)に392石余,明治2(1869)年「旧高旧領取調帳」(明治元年)に中泉支配所391石余とある。明治4(1871)年の家数167,人数997であった。産土神の八柱神社は,元禄13(1700)年,津波を避けて遷座した。寺院に,臨済宗大応寺がある。明治11(1878)年,下細谷村・上細谷村・小島村・小松原村・寺沢村・東七根村・西七根村が合併して五並(いなみ)村となった。しかし,明治17(1884)年,下細谷村・上細谷村・小島村・小松原村・寺沢村・七根村となった。明治22(1889)年小島村・小松原村・寺沢村は合併して小沢(こざわ)村となった。昭和30(1955)年,豊橋市小島町となった。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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