てんぱくいなり

 天白稲荷(豊橋市大手町)には,大きな椋(むく)の木が4本植えられていた。ある日,その木に登って遊んでいた子どもが誤って落ちてしまったが,怪我一つしなかった。両親はそのお礼に天白稲荷に詣でると,木の下に狐の尻尾が落ちていた。子どもが落ちたときお稲荷さんの狐が身代わりになって,子どもを救ってくれたに違いないと信じ,それ以来両親は天白稲荷詣でを欠かさなかった。またこの子は夜泣きをして両親を困らせていたが,お礼参りをした日の夜からぴたりと治った。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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