だいこんながし
江戸時代,吉田(豊橋)の宿に真田麻紐(さなだあさひも)づくりで生計をたてる男が住んでいた。男はひどい喘息(ぜんそく)に悩まされていた。ある年の12月12日の夜,真田幸村公が夢枕に立ち,「天水と地水が交わり,その川が真北に流れ,橋が二か所あって海に注ぐ川に大根を投げ入れよ。そうすれば喘息は治るであろう」と告げたという。男はそれらしき場所を探し回り,やっと見つけたのが,真田神社(豊橋市杉山町下泉)前を流れる新平川(しんべいがわ)であった。男は大根に「真田幸村様行き」と書いて川に流した。すると,夢のお告げどおりにやがて喘息は全快したという。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
江戸時代,吉田(豊橋)の宿に真田麻紐(さなだあさひも)づくりで生計をたてる男が住んでいた。男はひどい喘息(ぜんそく)に悩まされていた。ある年の12月12日の夜,真田幸村公が夢枕に立ち,「天水と地水が交わり,その川が真北に流れ,橋が二か所あって海に注ぐ川に大根を投げ入れよ。そうすれば喘息は治るであろう」と告げたという。男はそれらしき場所を探し回り,やっと見つけたのが,真田神社(豊橋市杉山町下泉)前を流れる新平川(しんべいがわ)であった。男は大根に「真田幸村様行き」と書いて川に流した。すると,夢のお告げどおりにやがて喘息は全快したという。
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