がいかいぎょぎょうきょうどうくみあい

　豊橋市外海漁業協同組合は，昭和39（1964）年12月24日に，以前の五並(いなみ)漁業協同組合と高豊漁業協同組合が合併し，村田儀一を初代組合長にして設立された。表浜の静岡県境から田原市境まで13.9㎞の地先に漁業権を持ち，平成16（2004）年度には，正組合員80，準組合員95，計175を擁する出資組合（１口500円）で，二川漁港と高豊漁港を本拠地としている。

　豊橋市外海漁業協同組合の地区範囲は，豊橋市東細谷町・細谷町，小島町，小松原町，寺沢町，東七根町，西七根町，高塚町，伊古部(いこべ)町，東赤沢町，西赤沢町，城下(しろした)町の12町で，組合員のほとんどが農業との兼業である。現在は，観光地引網を希望する場合は，要望に応えている。豊橋市外海漁業協同組合の今日的な課題は，沿岸全体に浸食が進んでいるため，海岸線の保全と，黒潮の遠ざかりによる漁獲高の減少である。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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