とちくかくせいり

　土地区画整理は，大正8（1919）年の都市計画法に規定され，宅地としての利用増進を目的とした。東部土地区画整理（昭和5～13年，16万坪）では，豊橋市仲ノ町・伝馬町・池見町・大井町・住吉町・瓦町（字なし）・老松町が設定された。南部土地区画整理・仁連木(にれんぎ)土地区画整理などが実施された。

　第2次世界大戦後，戦災復興土地区画整理（昭和21～34年，114万坪）が行われた。昭和29（1954）年に土地区画整理法が制定され，宅地供給のほか，新興工業都市の建設・災害復興・駅前広場の整理などが行われる。

　前田向山（昭和32～48年・64ha），牛川（昭和36～52年・286ha），岩田第１（昭和43～51年・51ha），岩田第2（昭和45～57年・111ha），多米（昭和44～60年・156ha），飯村（昭和51～平成6年・120ha），福岡東部（昭和51～平成9年・139ha），牟呂（昭和54～平成17年・81ha）などに大規模な土地区画整理が行われた。街区には歩道・近隣公園が造成され，上下水道が完備した。錯綜(さくそう)した地名には，ブロックに1の地番を付与する新町名が設定された。

　参考文献 - 豊橋整地事業編纂委員会「豊橋整地事業誌」
　関連項目 - 耕地整理

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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