こくどう259ごう

 国道259号は,豊橋市から渥美郡渥美町の伊良湖岬までは,通称「田原街道」で,奥郡(おくごおり)街道ともいわれた。さらに伊勢湾を海路で三重県鳥羽市に至る道路である。大正4(1915)年7月,豊橋市札木町から第15師団司令部前(豊橋市町畑町)までが国道61号に編入された。大正9(1920)年に国道30号と改称された。昭和38(1963)年4月1日に国道259号(豊橋市・渥美郡渥美町・鳥羽市)として指定された。

 なお,田原街道は,明治13(1880)年8月,植田橋(梅田川)が完成し,「植田の渡し」は廃止された。また,明治41(1908)年11月の第15師団設置に伴い小池地区に,柳生橋から師団司令部までの新道が開鑿された。明治44(1911)年4月,豊橋市道大手線(札木町角~柳生橋)が開鑿された。さらに,小池地区の新道には,昭和47(1972)年3月,小池跨線橋(東海道本線)が完成した。昭和63(88)年3月,豊橋鉄道渥美線との立体交差が完成した。植田~大崎~老津地区のバイパスは平成17(2005)年度現在,一部が完成している。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!