しゅういせわんようそ

 周伊勢湾要素は,東海地方に特徴的な植物をまとめて呼ぶ用語として井波一雄により提唱された。その後,植田邦彦により,鈴鹿山系東麓から名古屋東部丘陵,下伊那,渥美半島,浜松周辺にかけての地域を「周伊勢湾」と定義された。また,周伊勢湾地域には新生代第三紀後半から第四紀の丘陵や台地に湿地が点在しており,そこに見られるシデコブシ,ヘビノボラズ,ナガバノイシモチソウ,マメナシ(イヌナシ),ハナノキ,ナガボナツハゼ(ホナガナツハゼ),ヒトツバタゴ,ミカワシオガマ,ヒメミミカキグサ,ミカワバイケイソウ,シラタマホシクサなどに対して「東海丘陵要素」と呼んだ。台地や丘陵地に形成された湿地は,常にやや低温で,酸性の水が供給され,栄養分の少ない環境となっている。この場所の周伊勢湾要素は,固有ないし準固有種であり,特定の環境が長期にわたり継続された結果進化したものと考えられている。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!