かとう・こうじん(1906~99)

 加藤康人は,明治39(1906)年8月24日,小坂井町篠束の加藤七三郎の2男として生まれた。本名を功といった。昭和45(1970)年,豊橋市牟呂町市道に住んだ。その後,豊橋市岩屋町,昭和63(1988)年に豊橋市西幸(にしみゆき)町古並に移り住んだ。

 大正13(1924)年から俳句の道に入り,昭和11(1936)年皆吉経爽雨(「山茶花」),同14(39)年冨安風生(「若葉」)に師事した。豊橋うしを会を興し,「ホトトギス」(高浜虚子)にも投句した。晩年は,老人センターやNHK俳句講座,市民俳句会の講師として活躍した。

 昭和34(1959)年句集「牧歌」,昭和60(1985)年「馬柵」を刊行した。また,社団法人豊橋文化協会理事などを歴任した。平成11(1999)年4月29日,没した。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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