まえだ・でんじろう(1832~99)

 前田伝次郎は,天保3(1832)年5月2日,渥美郡下細谷村(豊橋市東細谷町)の前田喜代次郎の長男に生まれた。20歳ごろ,魚の仲買人として表浜の生魚を干し鰯,煮干しとして付近の山村に出荷した。慶応元(1865)年から明治4(1871)年に至る間,白須賀駅(湖西市白須賀)の駅伝事務をとった。明治6(1873)年,畑1町歩を桑園とし,養蚕先進地を遍歴して研究した。明治9(1876)年,豊橋本町に座繰(ざぐり)製糸場を開設した。翌明治10(1877)年,赤心組に参加し,同15(82)年,豊橋最初の本格的な製糸工場である細谷製糸が設立され支配人となった。明治26(1893)年親戚に呼びかけ前田合名会社を設立して取締役兼支配人に就任した。明治32(1899)年5月3日,没した。明治35(1902)年,医王寺(豊橋市東細谷町)境内に「前田翁之碑」が建立された。

 参考文献 - 豊橋市立商業学校編「東三河産業功労者伝」

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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