こうえん

 豊橋市は,公園と街路樹が多いことから「緑の街」と呼ばれている。平成16(2004)年度末,都市公園355か所,総面積352万4600㎡,市民1人当たり9.33㎡である。これは,1人当たりの愛知県平均面積6.62㎡を大幅に上回っている。

 この緑の街豊橋の形成は,第2次世界大戦後になってからのことで,戦前には公園らしいものはなかった。豊橋市の都市公園は,昭和25(1950)年6月,神明公園の造成から始まった。昭和29(1954)年の豊橋産業文化大博覧会の後,公園施設を整備して豊橋公園が完成した。これは,吉田城の静的ゾーンと総合運動場の動的ゾーンを組み合わせた豊橋における最初の総合公園であった。

 豊橋公園の完成を契機として,公園造成は都市部から郊外へと広がり,郊外部に向山緑地,高師緑地,岩屋緑地,牛川遊歩公園,豊橋子供自然公園(動物園),岩田運動公園などが造成された。公園の中には,美術博物館,文化会館,動物園,野外教育センターなどの施設が配置され,緑地と施設とが有機的に結合されている。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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