ぶっきょうかい

 豊橋仏教会の成立は,大正10(1921)年11月である。政府は第1次世界大戦後の思想混乱に対し,国民思想の善導運動として特に仏教を重視した。県を単位とし,その下部に郡市,町村を支部会として,知事,市長,郡長を会長とする官民合同の組織を作った。

 豊橋仏教会もこの時期に生まれた組織である。仏教会の活動は,様々な行事を通して仏教精神を布教することにあった。大正12(1923)年10月,清源寺(豊橋市花田町石塚)に関東大震災罹災者のための無料宿泊所を設置,また同15(26)年6月,豊橋市花園町真宗会館に豊橋市内で最初の仏教会経営の豊橋幼稚園を開園するなどの「社会事業」を行った。また大正12(1923)年1月,喜見寺(豊橋市花園町)を会場に,国民精神作興に関する詔書の「奉戴式」を行うなどの「思想善導」と「社会事業」は豊橋仏教会の2大事業であった。

 第2次世界大戦後は,政教分離によって官との関係は絶たれた。現在,仏教会所属寺院数は187か寺ある。また,昭和27(1952)年には新たに民間篤信家により結成された仏教奉賛会のバックアップも加わり,成道会,花まつり,暁天講座,魂まつりなどの行事を通して,広く市民生活の安寧(あんねい)に寄与している。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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