やまもも

 ヤマモモ(ヤマモモ科)は,高さ5~10mになる常緑広葉樹である。葉は互生で,短い柄がついている。雌雄異株で,雌株は夏に直径1㎝ほどの果実(核果)をつける。熟したものは暗紫色になり,食用になる。果実酒にすることもある。豊橋市内では街路樹や公園などによく植えられる。庭木としてもよく用いられる。自然には,社寺林に生えていることが多く,タブノキ群落に見られることもある。根粒菌(こんりゅうきん)と共生関係にあり,やせた土地にも生えることが可能である。不動院(豊橋市瓦町通一丁目)と豊橋南高等学校(豊橋市南大清水町)のヤマモモが,平成17(2005)年「とよはしの巨木・名木100選」に選ばれている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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