もぐら

 モグラ(食虫目モグラ科)は,体長15㎝ほどの小動物で,豊橋で生息が確認されているのはヒミズモグラとコウベモグラである。

 ヒミズモグラは小型のモグラで,落葉や腐植土層の浅い部分で生活し,時には地表面にも出て活動する。ミミズやクモ類などのほかに植物の種子も食べる。豊橋市では多米(ため)町と石巻方面で生息が確認されている。

 コウベモグラはヒミズモグラより深い土中で生活するモグラで,主にミミズや昆虫を食べる。トンネルを掘り,その土を地上に出してモグラ塚をつくる。分布は市街地を除く豊橋市全域である。なお,コウベモグラは西日本を中心に生息しているが,東日本を中心に生息するアズマモグラが西進し,分布を広げているので,今後,豊橋市でも生息の可能性がある。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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