みかわおさむし
ミカワオサムシ(オサムシ科)は,体長約50㎜の昆虫で,産地の三河が和名につけられている代表種である。その分布域に特徴があり,西は鈴鹿山脈から東は天竜川を境に生息している。夜,地表をはい回り,ミミズなどの餌(えさ)を求める歩行虫の仲間である。体色は赤銅色の個体だけでなく青緑色,黒色の個体も現れる。落ち葉の多い肥沃な広葉樹の森林や畑の周辺では,5月ごろからよく見いだされる。豊橋市細谷町など南部地域では赤銅色の個体が多いが,体色により分布域が異なる傾向が見られる。オサムシの仲間は特有の臭いがあり,素手で捕らえると手に臭いが残る。豊橋市では市内各地に広く生息している。
関連項目 - エゾカタビロオサムシ
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
ミカワオサムシ(オサムシ科)は,体長約50㎜の昆虫で,産地の三河が和名につけられている代表種である。その分布域に特徴があり,西は鈴鹿山脈から東は天竜川を境に生息している。夜,地表をはい回り,ミミズなどの餌(えさ)を求める歩行虫の仲間である。体色は赤銅色の個体だけでなく青緑色,黒色の個体も現れる。落ち葉の多い肥沃な広葉樹の森林や畑の周辺では,5月ごろからよく見いだされる。豊橋市細谷町など南部地域では赤銅色の個体が多いが,体色により分布域が異なる傾向が見られる。オサムシの仲間は特有の臭いがあり,素手で捕らえると手に臭いが残る。豊橋市では市内各地に広く生息している。
関連項目 - エゾカタビロオサムシ
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