べにごまおかたにし
ベニゴマオカタニシ(ゴマオカタニシ科)は,石灰岩地に生息する巻貝の仲間である。殻径は2㎜ほどで微少種である。タニシのように殻口に蓋(ふた)を持ち,乾燥している時は殻口をふさいで体の乾燥防止の役割をしている。殻の色は赤で,右巻きで巻数は3.5ほどである。名前のいわれは,赤くゴマほどの大きさで陸に住むタニシということである。雨上がりの水分が多いとき活動し,石灰岩の表面をはい回って,主に藻類などを食べる。乾燥期は休眠し,冬期は岩の割れ目や瓦礫(がれき)の下などで冬眠する。昭和14(1939)年,石巻山を模式産地として新種として記載された。遠州,石巻山を東限として九州までの石灰岩地に分布する。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
ベニゴマオカタニシ(ゴマオカタニシ科)は,石灰岩地に生息する巻貝の仲間である。殻径は2㎜ほどで微少種である。タニシのように殻口に蓋(ふた)を持ち,乾燥している時は殻口をふさいで体の乾燥防止の役割をしている。殻の色は赤で,右巻きで巻数は3.5ほどである。名前のいわれは,赤くゴマほどの大きさで陸に住むタニシということである。雨上がりの水分が多いとき活動し,石灰岩の表面をはい回って,主に藻類などを食べる。乾燥期は休眠し,冬期は岩の割れ目や瓦礫(がれき)の下などで冬眠する。昭和14(1939)年,石巻山を模式産地として新種として記載された。遠州,石巻山を東限として九州までの石灰岩地に分布する。
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