ふたおびみどりかみきり

 フタオビミドリカミキリ(カミキリムシ科)は,体長30㎜ほどのカミキリムシの一種で,南方系の海浜性の代表種である。沖縄県・鹿児島県・四国・紀伊半島,そして渥美半島の延長線上にある豊橋市の南部の豊橋市伊古部(いこべ)町などでは,花や葉上に5月ごろ見いだされる。黒潮の影響を強く反映した代表種である。産地により少しずつ模様に変化が見られる。黒地に黄色の模様が見られるが,比較的個体が小さく細身形のため確認例が少ない。すぐには飛ばないために,捕ることが容易である。一匹で見出されることは少なく,複数匹で見いだされることが多い。豊橋産の個体は,沖縄県や鹿児島県など南の個体とは背の模様が異なる。

 関連項目 - ラミーカミキリ

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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