ひめゆずりは

　ヒメユズリハ（トウダイグサ科）は，暖地性の常緑高木で10m程に生長する。葉は大きく，有柄で10㎝ほどの長さがあり，その形はユズリハに似るが，大きさではユズリハと比較してかなり小さいため，小さい意味のヒメをつけた名である。表面には光沢があり，照葉樹の特徴を持っている。

　表浜海岸沿いでは，モチノキ・ヤブツバキなどと海岸林を形成している。また，豊橋では屋敷林の中にヤブニッケイなどとともによく見られる。群落としてはシイ群落・タブ群落・ヤブニッケイ・モチノキ群落中に高い頻度で見られることから，ヒメユズリハは照葉樹林の代表的な種類といえる。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。

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