ひめぼたる

 ヒメボタル(ホタル科)は,体長約6㎜の小型のホタルで,体色は黒色,前胸は淡赤色である。雌は下翅(かし)が退化して飛べない。幼虫は湿地にすみ,陸生の巻貝であるオカチョウジガイを餌(えさ)にして育つ。成虫は5月後半から6月に発生し,瞬時に黄金色に発光する。卵・幼虫も発光する。豊橋付近の主な生息地は,北東部の石巻山,「嵩山蛇穴(すせじゃあな)」などが知られている。近似種クロマドボタルも陸生種であるが,昼間に活動するためか,成虫でも発光しない。

 関連項目 - ゲンジボタル ヘイケボタル

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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