ひのき

 ヒノキ(ヒノキ科)は,常緑高木で,日本特産の樹木である。ヒノキの名の由来は「火の木」で,樹皮を細く裂いて,火口(ほくち)として利用したからだといわれている。材は緻密で硬く,建築材としてとくに柱などに重用される。江戸時代,幕府の御料林であった木曽で有用材の木曽五木(ヒノキ,サワラ,ネズコ,ヒバ,コウヤマキ)の中でもヒノキは最も大切にされた。豊橋でもスギとともに最も多く,肥沃な場所に植林されている。

 昭和50(1975)年「長楽(ながら)の桧」(豊橋市石巻本町[長楽])は,豊橋市天然記念物に指定された。浅間(せんげん)神社(豊橋市嵩山(すせ)町)のヒノキとアカガシ,普門寺(豊橋市雲谷(うのや)町)のヒノキ,鹿島神社(豊橋市雲谷町)のヒノキは,平成17(2005)年「とよはしの巨木・名木100選」に選ばれた。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!