はまひるがお

 ハマヒルガオ(ヒルガオ科)は,多年生草本で,海岸の砂浜に生える。葉は,3~4㎝で,その基部は切れ込んで全体ではハート形をしている。厚みがあり,水を蓄える構造をしている。花は5・6月で,地表面からつぼみを出し,日中に開く。直径5~6㎝の淡いピンク色をしている。茎は地表の下をはい,砂の動きで傷つきにくい生態をしている。砂浜の砂の動きを止める作用もあり,砂浜の維持に有効な植物である。豊橋では表浜海岸に見られる。砂浜の陸寄り波打ち際から離れた位置に生えるが,海岸の砂浜の減少や,護岸工事などにより,その生育地は少なくなっている。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
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