はくびしん

 ハクビシン(食肉目ジャコウネコ科)は,夜行性の哺乳類である。体長は約50㎝で,額から鼻にかけて中央に白線が走っていることから「白鼻芯」の名がある。東南アジア・中国大陸に分布しており,日本にもともといる在来種か外国から入った移入種か議論があったが,江戸・明治の時期に確実な生息記録がないことから移入種とみられている。長い尾でバランスをとり,うまく木登りをする。昆虫や鳥の卵などを食べるが,ミカン・カキ・ブドウなど果物も好物で,果樹農家が被害にあっている。急速に分布を広げており,弓張山系から表浜地区まで生息している。時には人家の屋根裏で生活する個体もいる。柿の木街道では,アナグマ・タヌキと並んで交通事故による轢死(れきし)が多い。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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