ねずみ

 ネズミ(ネズミ目ネズミ科)は哺乳類で,体長5~30㎝,体毛は灰色・黒褐色などである。門歯が上下に2枚ずつあり,生涯伸び続け,物をかじるのに適する。繁殖力が旺盛で,環境への適応力もあり,農作物・食料品を食い荒らし,家財を破損し,病原菌の仲介をすることもある。便宜上,クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミなどのイエネズミ類と,ハタネズミ・カヤネズミ・アカネズミなどのノネズミ類に分類する。

 豊橋にもイエネズミ類は一般的に生息し,人家やその周辺で人の生活に依存して生きている。ノネズミ類としては,日本で一番小さいカヤネズミ(体重10g程度)が,豊橋市石巻地区・西七根(にしななね)町・寺沢町などで観察されている。この種は愛知県のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)種となっている。アカネズミは,背中が赤褐色で,里山に生息し,木の実や草の根などを食べる。弓張山系と表浜地区に生息している。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!