とんがりささのはがい

 トンガリササノハガイは,ササノの葉に似た殻を持つ中型のイシガイ科の二枚貝である。大きいものでは殻長が15㎝に達する。殻の表面は黒色から褐色で,内面は真珠質で光沢がある。殻頂から後端へ稜が伸びている。生息場所は川や池などで,殻の尖っているほうを上にして水底に潜って生活している。繁殖期は春から夏で,幼生はコイ科魚類などに寄生し,その後に稚貝となる。

 中国大陸,朝鮮半島,九州,四国,本州に分布している。東海地方(愛知県)が本州の分布の東限にあたる。生息場所は,水質汚染や水路の護岸工事など自然環境の悪化により減少している。環境省カテゴリーでは準絶滅危惧で,愛知県のレッドデータブックでは絶滅危惧1A類にランクされている。豊橋市の生息地のうち,静岡県との県境に近い荒神池,市街地の水神池,梅田川では現在は見られない。豊川の生息地が東限となっている。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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