しいぐんらく

 シイ群落は,シイ(スダジイ,コジイ)を優占種とする群落で,いわゆるシイの森を形成している。この森にはタブノキやヤブニッケイのような常緑広葉樹が生えることが多い。これらの葉の表面がテカテカ光るために,この林を照葉樹林という。低木にはヒサカキ・サカキ・ジュズネノキなどが見られる。東海地方の極相(自然を放置すると変化するが,やがて変化が止まって安定した状態になる)の群落であり,変化するまで500年~600年かかるという。極相としてのシイ群落は鎮守の森としての社寺林にのみ残っている。社寺林にはスダジイが多い。山中ではコジイが多く,最近は萌芽林としての2次林が増えている。昭和42(1967)年「大村のシイ」が豊橋市天然記念物に指定されたが,竜巻による破損のため,平成11(1999)年に指定が解除された。竜岩院(豊橋市岩崎町)のスダジイ(幹周囲487㎝),長谷寺(豊橋市石巻本町)のスダジイ,吉祥寺(豊橋市飯村北四丁目)のスダジイ,熊野神社(豊橋市飯村北三丁目)のスダジイ,平川神明社(豊橋市平川本町二丁目)のスダジイ,不動院(豊橋市瓦町通一丁目)のスダジイは,平成17(2005)年「とよはしの巨木・名木100選」に選ばれた。豊橋で最も太いものは,竜岩院のもので,幹周囲487㎝ある。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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