かわにな
カワニナ(カワニナ科)は,ごく普通に見られる淡水産の巻貝で,比較的きれいな水の河川や池などに生息している。この貝の成貝は3㎝前後の大きさで,表面は黒色でつるつるしている。成長するにつれて殻頂(かくちょう)(貝殻の先端部)が欠けてくることが多いが,水の流れがゆるやかで泥のやや多い小川では,この欠け方が少ないものが多い。
繁殖は5~10月が最も盛んで成貝から同じ姿の稚貝(ちがい)を産んで増える。稚貝はこげ茶色で川底の砂礫(されき)や川岸の石垣などにはりつき,水に流されないように生活している。泥の中の有機物や砂礫表面のケイ藻類,腐植した枯葉などを食べ,寿命は2~3年である。自然界では水鳥や魚などに食べられることが多いが,最近ではホタルの幼虫の餌(えさ)として注目されている。朝倉川ではホタルのとびかう人里づくりを目ざして,水辺の緑の回廊づくりが進められている。この川の上流域では各種団体によるゲンジボタルの幼虫放流が継続され,ゲンジボタルの幼虫飼育のために,カワニナはなくてはならないものとなっている。朝倉川の上流域には,多くのカワニナが生息しているが,中流域にはカワニナと形態は類似しているが縦筋の強いチリメンカワニナもよく見られる。
関連項目 - ウミニナ
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
カワニナ(カワニナ科)は,ごく普通に見られる淡水産の巻貝で,比較的きれいな水の河川や池などに生息している。この貝の成貝は3㎝前後の大きさで,表面は黒色でつるつるしている。成長するにつれて殻頂(かくちょう)(貝殻の先端部)が欠けてくることが多いが,水の流れがゆるやかで泥のやや多い小川では,この欠け方が少ないものが多い。
繁殖は5~10月が最も盛んで成貝から同じ姿の稚貝(ちがい)を産んで増える。稚貝はこげ茶色で川底の砂礫(されき)や川岸の石垣などにはりつき,水に流されないように生活している。泥の中の有機物や砂礫表面のケイ藻類,腐植した枯葉などを食べ,寿命は2~3年である。自然界では水鳥や魚などに食べられることが多いが,最近ではホタルの幼虫の餌(えさ)として注目されている。朝倉川ではホタルのとびかう人里づくりを目ざして,水辺の緑の回廊づくりが進められている。この川の上流域では各種団体によるゲンジボタルの幼虫放流が継続され,ゲンジボタルの幼虫飼育のために,カワニナはなくてはならないものとなっている。朝倉川の上流域には,多くのカワニナが生息しているが,中流域にはカワニナと形態は類似しているが縦筋の強いチリメンカワニナもよく見られる。
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