あべまき

 アベマキ(ブナ科)は,落葉高木である。葉は有柄で細長く,周辺には鋭い鋸歯(きょし)がある。表面には細毛が多く,裏は白色に見える。和名アベマキのアベは岡山県の方言であばたの意味で,コルク層に凹凸があるからである,といわれる。どんぐりは直径・長さとも1㎝以上でずんぐりした大きさである。その殻(殻斗)は細長いうろこ状で,上部のものはそり返る。木肌には無数の裂け目があり,コルク質が発達しており,樹皮は厚く,外部から押すと弾力がある。よく似た種類にクヌギがあるが,葉の裏が緑で,木肌はより細かい裂け目,外部からの押しに対しての弾力がないことから区別される。

 アベマキはコナラ群落中で見られることが多いが,この群落で優占することは少ない。クヌギは関東地方で多く,豊橋地方では少ない。豊橋でのクヌギは植栽の可能性が大きい。日吉神社(豊橋市石巻萩平町大門)のアベマキは,平成17(2005)年「とよはしの巨木・名木100選」に選ばれた。

- -
豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。

このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
苦節5年半「豊橋百科事典」とうとうオープンデータ化! - 愛知豊橋市長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/210125.html 
豊橋百科事典については、下記の豊橋市サイトからもご覧いただけます。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm 

では!