だいだらぼっちのあしあと

 石巻山の山頂へ向かう途中,だいだらぼっちの足跡とか,山姥(やまんば)の足跡と呼ばれているまん中が凹(へこ)んだ大きな岩がある。大昔,だいだらぼっちが石巻山に登る途中で小便がしたくなり,石巻山に片足を踏ん張り,もう片足を本宮山にかけて小便をした。その時の小便が三河平野の土をかき分けて,北から南へと勢いよく流れ落ち,大海原へと注がれていった。その流れが,やがて豊川(とよがわ)になったといい伝えられている。だいだらぼっちが本宮山(ほんぐうさん)に足をかけようと,石巻山上で片足を踏ん張った時,その足が岩にめり込み,足跡が残ったものと伝えられている。

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豊橋市議の長坂です。
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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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