ばとうかんのんみしょうたい
「金銅馬頭観音御正体」「三河国小松原寺,文永八年大才辛未正月十五日」の籠字銘(かごじめい)がある1面(東観音寺蔵)は,昭和17(1942)年5月30日,国の重要美術品に認定され,同34(59)年6月27日,国の重要文化財(工芸品)に指定された。
東観音寺(豊橋市小松原町)の「馬頭観音御正体」は,直径34.3㎝の光背円板に27㎝の金銅製半肉彫の馬頭観音坐像を浮き出させた懸仏(かけほとけ)である。三河国地頭安達泰盛が文永8(1271)年寄進したもので,光背円板に,「三河国奉鋳小松原寺,馬頭観世音菩薩,当地頭藤原朝臣泰盛勧進,沙門行心行快,細工沙弥成仏,文永八年大歳辛未正月十五日」と陰刻されている。紀年・寄進者・作者の銘のある懸仏としては日本最古といわれる。
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豊橋市議の長坂です。
豊橋のことをお調べくださり、ありがとうございます。
このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/14682.htm
では!
「金銅馬頭観音御正体」「三河国小松原寺,文永八年大才辛未正月十五日」の籠字銘(かごじめい)がある1面(東観音寺蔵)は,昭和17(1942)年5月30日,国の重要美術品に認定され,同34(59)年6月27日,国の重要文化財(工芸品)に指定された。
東観音寺(豊橋市小松原町)の「馬頭観音御正体」は,直径34.3㎝の光背円板に27㎝の金銅製半肉彫の馬頭観音坐像を浮き出させた懸仏(かけほとけ)である。三河国地頭安達泰盛が文永8(1271)年寄進したもので,光背円板に,「三河国奉鋳小松原寺,馬頭観世音菩薩,当地頭藤原朝臣泰盛勧進,沙門行心行快,細工沙弥成仏,文永八年大歳辛未正月十五日」と陰刻されている。紀年・寄進者・作者の銘のある懸仏としては日本最古といわれる。
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