あみだにょらいざぞう(とうかんのんじ)

 「木造阿弥陀如来坐像」位牌堂安置 1躯(く)(東観音寺蔵)は,昭和6(1931)年12月14日,国宝(彫刻)(昭和25年5月30日,国の重要文化財)に指定された。

 東観音寺(豊橋市小松原町)の「阿弥陀如来坐像」は,高さ138㎝,桧(ひのき)材の寄せ木造り,漆箔(うるしはく)像で,もと阿弥陀堂の本尊仏であった。昭和29(1954)年,修理の際,嘉暦3(1328)年と寛永12(1635)年の補修記銘が胎内から発見された。平安時代後期と鎌倉時代の仏像彫刻様式を兼ね備えた,12世紀後年の制作である。

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このページは、2006年12月発刊の豊橋百科事典を元に作成しています。
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